大学生の就活に資格は有利にならない?それでも有利と思う理由とおすすめの資格5選

少しでも就活を有利に進めたい!
資格って就活に有利になるの?

今回はそんなあなたに向けて書いていきます。

大学生の中には将来を見据えて少しでも就活を有利にしたいと資格の取得を考えている人は多いと思います。

そんな時に疑問なのが資格は有利になるのかということだと思います。

結論から言ってしまうと、資格がある=内定とはなりませんが、就活を有利に進めるのに役に立ちます。

そこで、今回は

・資格があるだけでは有利になるとは言えない
・それでも大学生の就活に資格が有利になる理由
・大学生の就活を有利に進めるのにおすすめの資格5選

についてご紹介します。

【悲報】資格があるだけでは有利になるとは言えない

残念ながら資格を持っているだけでは必ずしも就活が有利になるとは限りません。

というのも、大学生の就活においては様々な要素から総合的にその人の「人となり」「将来性」などを判断したうえで採用を決めるからです。

判断に用いられる主な要素

・学歴
・学生時代の経験(アルバイトやサークルなど)
・資格
・基本的なマナー
・コミュニケーション能力
・就職意欲
・身だしなみ
などなど

上記のように判断要素は数多くあり、資格はその一部分でしかなく資格があることだけで有利になるとは言えません。

それでも大学生の就活に資格が有利になる理由

ただ資格を持っているだけでは就活に有利なるとは限らないとお話ししましたが、それでも資格を持っていない人に比べて有利になると個人的に思います。

というのも、資格によって「人柄」と「熱意」を裏付けることができ説得力が増すからです。

具体的には以下の3つです。

・物事に取り組む姿勢
・困難な状況を解決する力
・会社への熱意

物事に取り組む姿勢

資格取得の経験は、物事に取り組む姿勢や人柄のアピールを補完してくれます。

例えば面接時に以下を意識してアピールすることで面接官の印象は良くなるでしょう。

・なぜ資格を取得しようと思ったのか
・資格取得に向けてどんな努力をしてきたか
・資格を取得を通して学んだことや得たことは何か

というのも、目的をもって物事に取り組むことは社会人ではとても重要であり、学生時代にこういった経験があることで、面接官からすると「入社後も活躍しそうだな」とイメージしやすいからです。

困難な状況を解決する力

資格取得の経験は、就活において「困難な状況を解決する力」があることも証明できます。

資格を取得するにあたって特に苦労せずにすんなりと合格できる人はそんないないですよね?

何かしらの壁にぶつかることのほうが多いと思います。

そういった、資格を取得する上で生じた問題点に対して「どのように対処・工夫をし、乗り越えてきたのか」といった経験は就活で必ず役に立ちます。

というのも、入社後もし困難があったとしても「この人ならきっと乗り越えることができるだろう」と面接官が想像しやすいからです。

会社への熱意

資格は「会社への熱意」をアピールするのにも役立ちます。

というのも、受ける企業の実務に役立つ資格を取得すれば、それだけその会社に入社するために努力してきたことが伝わるからです。

企業からしてみると、目的のために努力できる人材のほうが魅力的に思えますからね。

大学生の就活を有利に進めるのにおすすめの資格5選

大学生の就活に有利なるおすすめの資格は次の5つです。

①TOEIC
②日商簿記検定
③宅地建物取引士
④ITパスポート
⑤ファイナンシャルプランナー

資格名取得期間目安おすすめ度
TOEIC最短3カ月~☆☆☆☆☆
日商簿記検定最短3カ月~☆☆☆☆☆
宅地建物取引士最短5カ月~☆☆☆
ITパスポート最短3カ月~☆☆☆☆
ファイナンシャルプランナー最短2,3カ月~☆☆☆☆

資格①TOEIC

取得目安期間最短3カ月~
おすすめ度☆☆☆☆☆

1つ目は「TOEIC」です。

というのも、グローバル化に伴い英語力が重要視されているから。

近年、どんな企業でも海外研修を積極的に行っていたり営業職であれば現地の会社とやり取りする機会は珍しくありません。

つまり、今後外資企業でもなくても英語能力は必須になってきます。

でも数ある英語資格の中でなぜTOEICかというと、企業側からも英語能力を計る指標として1番分かりやすいから。

それくらい、TOEICは就活では鉄板の資格です。

どの業界・職種を希望するにせよ、TOEICで一定程度の点数を持っていれば内定をもらいやすくなります

目安としては600点あれば評価が高く、800点超えれば申し分ない感じです。

また、英語能力があることを証明できれば若いうちから海外駐在や海外出張のチャンスが回ってきます。

そもそも英語力はこれから必ず必要となるので、大学生のうちに磨いといて損はありません

資格②日商簿記検定

取得目安期間最短3カ月~
おすすめ度☆☆☆☆☆

2つ目は「日商簿記検定」です。

日商簿記検定とは、簡単にいうと「家計簿の企業版」になります。

簿記の知識は、主に経理職に就きたい場合とても有利になります。

というのも、簿記の知識がそのまま業務に活かせるから。

他の部分の評価が一緒で、知識ゼロとある程度知識のある人がいたとしたら後者の方が採用されやすくなります。

また、経理職でなくとも簿記の知識があればカネの動きも理解できるので、会社内外に関わらず役立つ場面が多いです。

例えば営業職であれば得意先の与信管理において非常に役立ちます

その証拠として営業職であっても簿記を取得させる企業もあります。

それくらい簿記は必要とされる資格になっています。

特に日商簿記検定2級以上を取得していれば、就職では非常に有利になります。

資格③宅地建物取引士

取得目安期間最短5カ月~
おすすめ度☆☆☆

3つ目は、「宅地建物取引士」です。

こちらは特に不動産業界に就職したい学生は取得をするべきです。

宅地見物取引士は国家資格であるため難易度は少し高いですが、その分就活では評価されますし知識をそのまま仕事に活かすことができます。

そのため、資格を取得して損は絶対ありません。

むしろ、入社してから取得させられることがあるため、時間のある大学生のうちに取得しちゃう方がいいです。

また、不動産業界以外でも資産評価を行う銀行や保険会社などの金融業界や住宅を扱うメーカーなど役に立つ仕事は以外にも多いです。

そのため、とりあえず行きたい業界は決まってないって人でも取得しておくことで評価は上がりますよ。

資格④ITパスポート

取得目安期間最短3カ月~
おすすめ度☆☆☆☆

4つ目は「ITパスポート」です。

ITパスポートとはITに関する基礎的な知識が証明できる国家資格のことです。

ITに関する知識は、今後IT業界にとどまらずどんな業界・企業でも求められてきます

この資格単体でも就活では多少有利になりますが、「プログラミング」「WEBマーケティング」「WEBデザイン」のスキルとセットで学習することで就活で無双できること間違いなしです。

資格ファイナンシャルプランナー

取得目安期間最短2,3カ月~
おすすめ度☆☆☆☆

5つ目は、「ファイナンシャルプランナー」です。

ファイナンシャルプランナーはお金のエキスパートのことで節約から税金、投資、住宅ローン、不動産、教育、老後、相続まで扱う資格です。

主に、金融業界や保険業界、不動産業界への就活に非常に有利になります。

とはいえ、上記業界以外であっても国家資格であるため取得しておけば面接の場でネタになりますし、向上心や先を見据える力などをうまくアピールすることができれば好印象を与えることができます。

就活を有利に進めたい場合、2級まで取得するようにしましょう

(まとめ)

今回は、大学生の就活に資格が有利になるのかについてご紹介しました。

残念ながら資格を持っているだけでは有利になるとは限りません。

とはいえ、資格を取得する経験は

・物事に取り組む姿勢
・困難な状況を解決する力
・会社への熱意

といったことを裏付けるものになるので、資格がない人より圧倒的に有利になることは間違いなしです。

数ある資格の中でも、お勧めの資格は以下の5つです。

①TOEIC
②日商簿記検定
③宅地建物取引士
④ITパスポート
⑤ファイナンシャルプランナー

就活を真に有利に進めたいなら資格よりスキルを身につけるのが一番

本当に就活を有利にしたいのであれば資格よりスキルを身につけるのが一番です。

というのも、「資格=仕事が出来る」にはならないのですが、スキルはそのまま仕事に直結してくるからです。

そのため、面接官からしても非常に魅力的な人材と思われ就活を非常に有利に進めることができますよ。

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雑記

Posted by nao