メンタルヘルスマネジメント検定の難易度とおすすめの勉強法

2022年1月3日

メンタルヘルスマネジメント検定を受けようと思う。
難しいのかな?
おすすめの勉強も知りたい。

今回はそんなあなたに向けて書いていきます。

現代はなにかとストレスのかかることの多いストレス社会です。

そんなストレス社会においては、メンタルヘルスについての知識を持っていることは自分自身や一緒に働く仲間にとっても大切なことです。

そんな中で「メンタルヘルス・マネジメント検定試験」が注目を集めていています。

この記事をご覧の皆さんも興味があるかと思います。

とはいっても、「どのように勉強すればいいのか」「難易度はどうなのか」等疑問を持っている方も多いと思います。

そこで今回は、

・メンタルヘルスマネジメント検定とは
・メンタルヘルスマネジメントの難易度
・メンタルヘルスマネジメント検定のおすすめの勉強法

についてご紹介していきます。

メンタルヘルスマネジメント検定とは

メンタルヘルスマネジメント検定とは公式HPによりますと以下の通りです。

仕事や職業生活に強い不安や悩み、ストレスを抱える人は増加傾向にあり、心の不調による休職や離職もまた増加しています。働く人たちがその持てる能力を発揮し、仕事や職場で活躍するためには、心の健康管理(メンタルヘルス・マネジメント)への取り組みが一層重要になってきました。

心の健康管理には、一人ひとりが自らの役割を理解し、ストレスやその原因となる問題に対処していくことが大切です。また、雇用する企業としても、社会的責任の履行、人的資源の活性化、労働生産性の維持・向上を図るうえで、社員のメンタルヘルスケアについて組織的かつ計画的に取り組む必要があります。

メンタルヘルス・マネジメント検定試験は、働く人たちの心の不調の未然防止と活力ある職場づくりを目指して、職場内での役割に応じて必要なメンタルヘルスケアに関する知識や対処方法を習得していただくものです。

メンタルヘルスマネジメント検定公式HPより

要約すると、自分自身や部下が心の不調になるのを未然に防ぐための知識や対処法を身につけるための試験となります。

メンタルヘルスマネジメント検定にはⅠ種~Ⅲ種まであり、自分自身の役職や求めるレベルによってどこまで受ければいいか変わってきます。

それぞれの特徴は以下の通りになります。

対象目的問題構成・配点
Ⅰ種人事労務管理スタッフ、経営幹部社内のメンタルヘルス対策の推進選択問題:2時 (100点)
論述問題:1時間(50点)
Ⅱ種管理監督者(管理職)部門内、上司としての部下のメンタルヘルス対策の推進選択問題:2時間
(100点)
Ⅲ種一般社員組織における従業員自らのメンタルヘルス対策の推進選択問題:2時間
(100点)

メンタルヘルスマネジメント検定の難易度は?

メンタルヘルスマネジメント検定はそこまで難しい試験ではありません。

Ⅰ種は人事労務管理スタッフや経営幹部を対象としているだけあって、合格率は10%代となっていますが、

Ⅱ種・Ⅲ種に関しては合格率は高く比較的簡単に取得できる資格と言えます。

これまでのメンタルヘルスマネジメント検定の受験者数と合格率は以下の通りになります。
※公式HPの公開試験結果・受験データより引用

①Ⅱ種

実受験者(人)合格者数(人)合格率(%)
【第30回】10,6867,28568.2
【第29回】10,3435,84056.5
【第27回】9,9364,30243.3
【第26回】10,2274,98048.7
【第25回】8,9375,81665.1
【第24回】9,4307,23676.7
【第23回】8,4814,33351.1

②Ⅲ種

実受験者(人)合格者数(人)合格率(%)
【第30回】5,0514,13581.9
【第29回】5,0464,36186.4
【第27回】5,2483,50166.7
【第26回】4,5953,66379.7
【第25回】4,5283,87085.5
【第24回】4,3523,35077
【第23回】3,9442,98675.7

上の表を見るとわかりますが、Ⅱ種はやや合格率が低い年もありますがⅢ種ともに基本的には合格率は高くなっています。

このことより難易度の低い試験であることがわかります。

メンタルヘルスマネジメント検定のおすすめの勉強法

勉強

メンタルヘルスマネジメント検定はⅡ種~Ⅲ種までであれば独学で合格が可能なので、独学がおすすめです。

勉強法としては至ってシンプルです。

①公式テキストを読み込む
②問題集を解く
③問題集で不正解だった部分をテキストで復習する

この3つの繰り返しです。

特に重要なのが②でアウトプットをすることです。

というのも、アウトプットすることで記憶の定着や弱点の洗い出しができるためです。

効率よく勉強していくためには、インプットとアウトプットのバランスが大事でインプットに偏りすぎないように注意しましょう。

この3つの繰り返しだけでも1~2カ月勉強すれば合格ラインまで達することが十分可能です。

メンタルヘルスマネジメント検定のおすすめの参考書

メンタルヘルスマネジメント検定の参考書は公式のテキストを利用するのがおすすめです。

①Ⅲ種

②Ⅱ種

市販のテキストだけじゃ不安な人は通信講座もおすすめ

もし、市販のテキストだけじゃ不安・普段忙しくて要点を絞って勉強したいという場合、通信講座を利用した学習法もおすすめです。

通信講座では、初学者が躓きやすいポイントを丁寧に解説してくれたり、効率的に短期合格できるノウハウがあるので、効率的に勉強をしやすい環境が整っています。

もちろん独学でも十分可能なのですが、初めて勉強する方にとってメンタルヘルスマネジメントの問題はイメージが湧きにくいこともあり人によっては難しいと感じてしまうこともあります。

ですので、学習に不安があるのであれば通信講座を積極的に活用することをおすすめします。

メンタルヘルスマネジメント検定でおすすめの通信講座

メンタルヘルスマネジメント検定の講座を開講している通信講座は複数ありますが、私が最もおすすめするのがスタディングです。

スタディングでは現状Ⅱ種のコースしかありませんが、使い勝手もよく特に初学者におすすめです。

講座名価格カリキュラム内容
メンタルヘルス・マジメント®検定Ⅱ種合格コース[2022年試験対応]26,800円短期合格セミナー:1回
基本講座(ビデオ・音声):計15回 合計約7時間
WEBテキスト:基本講座各回に付属します。
※テキストはWebのみでのご提供となります。Webでの閲覧のほか、各自印刷してご使用いただけますが、印刷・製本された冊子は含まれませんので、ご注意ください。
スマート問題集:計15回 計105問
4択型復習問題集:計5回 計100問
検定試験型4択模試:1回 計50問
学習Q&Aチケット:計10枚(質問10回分)
Ⅱ種コースの特徴

また、スタディングの特徴として以下の5つのポイントがあります。

①スマホ1つで勉強できる
②動画を何度も見れる
③倍速で視聴できる
④オフライン再生に対応

⑤オンラインでいつでもどこでも講師に直接質問できるQ&Aサービス

スタディングは講義の質が高いのが最大の特徴です。

また、スマホをはじめとしたマルチデバイスに対応しているため、忙しい人でも隙間時間を使って勉強をすることができます。

短い時間で効率よく学習できるため、短期で合格したい人にはお勧めです。

お申し込みは↓よりできます。

スタディング【メンタルヘルス・マネジメント検定講座】

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Posted by nao