ITパスポートは簡単?難しい?←正直独学で合格できますよ

これからITパスポートを取得しようと思うんだけど簡単って本当?
独学でできるなら独学でやりたい
今回はそんなあなたに向けて書いていきます。
ITパスポートの取得については、「簡単」「独学で短期で合格できる」等といったことがよく言われます。
とはいえ、実際に勉強を始めたら「予想以上に難しい」といった声があるのも事実です。
そんな中で、これからITパスポートの取得を目指す人にとっては「簡単?」「難しい?」
本当のところどうなんだろうと気になるかと思います。
そこで今回は、
・ITパスポートが簡単と言われている理由
・ITパスポートが難しいと言われている理由
・正直のところITパスポートは簡単?難しい?
・ITパスポートは独学で取得できる?
についてご紹介していきます。
目次
ITパスポートが簡単と言われている4つの理由

まずITパスポートが簡単と言われている理由には主に以下の4つがあります。
①合格率が高い
②出題形式が択一式
③過去問と同じ問題が出やすい
④短期で合格している人が多い
①合格率が高い
ITパスポートが簡単といわれている1つ目の理由として「合格率が高い」ことがあります。
ITパスポートは合格率が比較的高い試験になっています。
受験回 | 合格率 |
---|---|
令和3年 | 52.7% |
令和2年 | 58.8% |
令和元年 | 54.3% |
平成30年 | 51.7% |
平成29年 | 50.4% |
上記の表でもわかります通りITパスポートの合格率は50%以上と比較的高くなっています。
つまり2人に1人が合格できる資格になります。
ちなみに、非IT系の人のくくりで見ても半数近くの人が合格できています。
これもITに慣れていなくても受かりやすい証拠になります。
そんなことから、ITパスポートは簡単だと言われています。
②出題形式が択一式
ITパスポートが簡単といわれている2つ目の理由として「出題形式が択一式」ことがあります。
ITパスポートの出題形式は、4択から選ぶ択一式になっています。
そのため、正確に知識が必要な記述式と違って、あいまいにしか覚えていなくても正解することができたりもします。
自信が無い問題でも正解にたどり着くことができるのは助かりますよね。
このように出題形式が択一式であるITパスポートは簡単な資格だと言われています。
③過去問と同じ問題が出やすい
ITパスポートが簡単といわれている3つ目の理由として「過去問と同じ問題が出やすい」ことがあります。
ITパスポートの試験は、過去問や問題集と同じような問題が出題される傾向にあります。
多少文言は変えて出題はされますが、ほとんどそのまま出題されています。
そのため、最悪過去問さえ繰り返しやっていれば正解できる問題も多いです。
そのことからITパスポートは簡単といわれています。
短期で合格している人が多い
ITパスポートが簡単といわれている4つ目の理由として「短期で合格している人が多い」ことがあります。
2週間でITパスポートは取れました
— ガノンドロフ (@shindemo_iyaya) April 17, 2022
ITパスポート1週間で受かりました
— 🍒陰童👦 (@1ncha_Ronin) April 17, 2022
お祝いのいいねください
少し探しただけでも結構短期で合格されている方は多いです。
中には1週間で合格したという方もいます。
一方で、短期間での合格が可能かどうかは前提となる知識があるかどうかにも左右されたりもします。
とはいえ、短期で合格する人が多い以上、ITパスポートは簡単と言わざるを得ないと思います。
ITパスワードが難しいと言われている2つの理由

一方で、いざ勉強を始めるとITパスポートは難しいといった意見もあります。
その理由としては主に以下の理由があります。
①専門用語が多い
②試験範囲が広いから
①専門用語が多い
ITパスポートが難しいと言われる1つ目の理由が「専門用語が多い」ことです。
ITパスポートには結構な数の専門用語が出てきます。
例えば、「VPN」だったり、「RAM」だったり、「NTP」だったりと。
これらってIT周りの知識がない人にとって、普段生活する中で考えることも教わることもあまりなく馴染みがない内容ですよね?
ITパスポートでは、これまで知らなかった用語などがバンバン出てきます。
そうなると、用語を1つ1つザックリとでも頭にいれる必要があり、自然と試験の難易度が上がってしまいます。
そのため、知識がゼロの状態から始める人にとってITパスポートは難しく感じてしまうのです。
②試験範囲が広いから
ITパスポートが難しいと言われる2つ目の理由が「試験範囲が広いから」です。
ITパスポートはIT分野全般から幅広い問題が出題されますので試験範囲は広いです。
その試験範囲は以下のとおりです。
ストラテジ系 | 企業活動 法務 経営戦略マネジメント 技術戦略マネジメント ビジネスインダストリ システム戦略 システム企画 |
マネジメント系 | システム開発技術 ソフトウェア開発管理技術 プロジェクトマネジメント サービスマネジメント システム監査 |
テクノロジ系 | 基礎理論 アルゴリズムとプログラミング コンピュータ構成要素 システム構成要素 ソフトウェア ハードウェア 情報デザイン 情報メディア データベース ネットワーク セキュリティ |
どうでしょう?けっこうなボリュームではありませんか?
このように膨大な試験範囲であるためITパスポートは難しいと言われたりします。
正直のところITパスポートは簡単?難しい?

これまでITパスポートが簡単といわれる理由と難しいと言われる理由についてご紹介しました。
結局どっちなの?と思う人がいるかもしれませんが、以下の通りだと思います。
IT知識が多少ある→簡単
IT知識ゼロ→ちょっと難しいかも
とはいえ、正直個人的には簡単な資格だと思います。
確かに馴染みもなく試験範囲の膨大なITパスポートですが、合格率も高く、過去問・問題集と類似の出題が多いことから内容以上に受かりやすい資格です。
出題形式も選択式なので、すべて正確に覚えないといけないというわけでもありません。
ですので、ITパスポートは簡単な部類の資格だと思います。
ITパスポートは独学可能?

ITパスポートは、独学で合格可能です。
その勉強方法は、
①参考書を1周
②問題集をひたすら解く
たったこれだけです。
①参考書を1周
最初のステップは、参考書を読み、知らない知識に触れることです。
ただ、この時点では内容まで理解できなくてもかまいません。
というのも、大事なのは問題集をどれだけやりこめるかだからです。
ここで大事なのは最後まで読み通すことで、そうすることで問題集で理解できなかった部分をなんとなく見たことあるという状態になるので、そのページを開いて覚え直して、それを繰り返すことで記憶に定着していきます。
②問題集をひたすら解く
ステップの2つ目は「問題集をひたすら解く」です。
ITパスポートは、はどんどん解いてこそ知識が定着していきます。
ですので、ひたすらアウトプットしていきましょう。
また、過去問の流用が多いことから、繰り返し問題集を解くことが正答率の向上につながります。
つまり、問題集を繰り返すことが合格への近道です。
その中で、間違えたところは、解答をよく読み、場合によっては参考書に戻って一つ一つ理解していくことが大切です。
もう一度言いますが、問題集を繰り返すことが合格の近道です。
まとめ
今回はITパスポートは簡単?難しい?についてご紹介しました。
おさらいすると以下の通りです。
①合格率が高い
②出題形式が択一式
③過去問と同じ問題が出やすい
④短期で合格している人が多い
①専門用語が多い
②試験範囲が広いから
ITパスポートはIT知識の有無によってその難易度は変わってくると思います。
とはいえ、比較的簡単な部類の資格ですので、しっかり勉強すれば合格することは可能です。
これを機会に挑戦してみてはいかがでしょうか?
今回は以上です。