秘書検定1級は難しい?取得するメリットはある?

秘書検定1級を取得しようと思うんだけど難しいのかな?
取得するメリットなんだろう?

今回はそんなあなたに向けて書いていきます。

秘書検定を2級、準1級と勉強してきて1級まで挑戦しようと思う人はいるかと思います。

そんな時に気になるのが、秘書検定1級の難易度であったり取得するメリットであったりだと思います。

そこで今回は

○秘書検定1級は難しい?
○秘書検定1級を取得するメリットは?

についてご紹介していきます。

秘書検定1級は難しい?

結論から言ってしまうと秘書検定1級の難易度は比較的高いです。

というのも、以下の3つの理由によります。

①合格率が低い
②出題がすべて記述式
③2次試験に面接がある

①合格率が低い

秘書検定1級が難しい1つ目の理由が「合格率が低い」ことです。

合格率
125回34.0%
124回25.7%
122回30.0%

上記の表を見てもらうと分かりますが、秘書検定1級の合格率は30%前後となっています。

6割以上の得点で合格できる試験であるのに対して合格率が低いことから、難易度は高いと言えます。

②出題がすべて記述式

秘書検定1級が難しい2つ目の理由が「出題がすべて記述式」ことです。

秘書検定は、準1級までは出題形式がマークシートの問題もある程度あったため、多少の知識の漏れがあっても問題文等から推測して正答することができました。

要は問われていることを理解しなくても得点できることもできました。

しかし、1級からは出題すべてが記述式となっています。

筆記の場合、マークシートと違って知らなければ得点になることはありません。

つまり秘書検定1級では、膨大な試験範囲に対して、より正確な知識や技能が必要になってきます。

加えて、秘書検定1級は上級秘書を想定していることから、より専門的かつ高度な知識と技能も問われます。

そのため、自然と難易度も高くなってしまいます。

③2次試験に面接がある

秘書検定1級が難しい3つ目の理由が「2次試験に面接がある」ことです。

秘書検定1級では、筆記試験だけではなく面接試験もあります。

面接試験では2人1組のロールプレイング形式で、報告・応対に関する質疑応答をはじめとした秘書としての実践力が試されるます。

また面接試験では、立ち振る舞いや笑顔、謙虚さや誠実さといった人柄の表現力も試されるため簡単なものではありません。

そのため、秘書検定1級は難しいと言えます。

秘書検定1級を取得するメリットは?

では、秘書検定1級を取得するメリットにはどんなものがあるのでしょうか?

それは次の3つです。

①就職や転職に有利
②社会人として必要なマナーや常識が身につく
③仕事を進めていく中での適切な対応が学べる

①就職や転職に有利

秘書検定1級を取得するメリットの1つ目は「就職や転職に有利」なことです。

秘書検定は2級以上あれば、履歴書にも書けますし面接でも有利に働きます。

というのも、ビジネスにおいて必要なマナーや知識、一般常識が身についていると証明できるからです。

また、面接においても秘書検定で学んだ言葉遣いやマナースキルを活かすことができます。

1級まで取得していると、

①より専門的な知識や技能を持っており好印象で有利
②資格の難易度からも有利
③向上心やチャレンジ精神もアピールできる

など非常に有利に就職・転職を進めることができます。

>>>>秘書検定は就活に有利にならない?秘書検定を取得するメリットをご紹介

②社会人として必要なマナーや常識が身につく

秘書検定1級を取得するメリットの2つ目は「社会人として必要なマナーや常識が身につく」なことです。

秘書検定では、ビジネスマナーや敬語などの話し方、社会常識などを学ぶことができます。

特に、敬語に関しては上手に使えているようで間違った使い方をしている人が多くいます。

そんな中で、秘書検定を通して正しいマナーや敬語、常識等を身につけることで、周りからの印象もよく信頼される人材となることができるでしょう。

③仕事を進めていく中での適切な対応が学べる

秘書検定1級を取得するメリットの3つ目は「仕事を進めていく中での適切な対応が学べる」ことです。

仕事をしていくうえで、判断力・対応力はとても重要になってきます。

例えば、万が一何か失敗をした時に「何とかなるだろう」と誤魔化してしまうと、会社に損害を与えることにもつながりかねません。

この点、秘書検定では仕事上で起こりうる状況に対して、適切な判断ができる力を身につけることができます。

秘書検定の問題の中では、「こんな時どうする?」といったような状況判断が必要になる問題が多数出題されます。

そのため、秘書検定を持っていることで、社会人としての正しい判断力や、「ほうれんそう(報告・連絡・相談)」といった行動に瞬時に移ることができるようになります。

特に1級の場合、より高度な技能を身につけることができるため、あらゆる事態に適切に対応できるようになります。

このように仕事上で起こり得ることに対して的確な「判断力」や「対応力」を培うことができる点もメリットのひとつです。

まとめ

今回は秘書検定1級は難しいのかについてご紹介しました。

おさらいすると以下の理由から秘書検定1級の難易度は比較的高いと言えます。

①合格率が低い
②出題がすべて記述式
③2次試験に面接がある

ただ、秘書検定1級では仕事をしていくうえで大切な高度な知識・技能を身につけることができることから取得して損はないと思います。

他にも

①就職や転職に有利
②社会人として必要なマナーや常識が身につく
③仕事を進めていく中での適切な対応が学べる

といったメリットもあり、チャレンジする価値はあります。

今回は以上です。

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Posted by nao