【未経験からITエンジニア転職】どんな職種がある?特徴や年収は?何歳まで転職可能?

未経験でエンジニアへの転職を考えている。
そもそもエンジニアってどんな種類があるの?
それぞれの特徴が知りたい!
今回はそんな人に向けて記事を書いていきます。
近年のIT業界の人気から、エンジニアへの転職を考えているも増えてきています。
ひとえにエンジニアといっても、職種はいろいろあります。
そこで今回は
・IT業界は未経験でも転職できるのか
・何歳まで未経験でも転職可能?
・代表的なエンジニアの職種
についてご紹介しています。
目次
未経験からエンジニアに転職できるの?

結論から言うと、未経験からエンジニアへの転職はできます。
というのも、私自身も未経験で内定をもらっていますし同期の友人もできているからです。
それだけでなく、未経験からエンジニアへの転職の前例はたくさんあります。
また、エンジニアの需要が伸びていることからも転職できる理由の1つとしてあります。
IT人材の需要は伸びている?

IT人材の需要は伸びています。
というのも、IT業界では、近年ITの需要が高まっている一方でそれを供給する人材が不足しているためです。
上記の図は2019年に経済産業省が公表したIT人材に関するデータになります。
このデータによると、すでにIT人材は不足しており2030年には約45万人の不足、少なくても16万人の不足と予想されています。
このことからも、IT業界の人材不足は長期的に続きます。
そのため、いわゆる売り手市場であり未経験からの転職も難しくないと言えます。
未経験からエンジニアへの転職は何歳まで可能?

結論から言いますと、30代までであれば未経験であってもITエンジニアへの転職のチャンスはあります。
ただ、30代の未経験可としている求人は少ないこともあり、難しい傾向にあります。
そのため、本当にITエンジニアへ転職したい場合は、なるべく早くできれば20代のうちにすることがおすすめです。
>>>>>【20代未経験から転職】IT業界は難易度が低い?【戦略が大事】
代表的なITエンジニアの8つ職種と特徴

代表的なITエンジニアは次の8つになります。
・システムエンジニア
・ネットワークエンジニア
・プログラマー
・サーバエンジニア
・Webエンジニア
・データベースエンジニア
・セキュリティエンジニア
・セールスエンジニア
それぞれ解説していきます。
①システムエンジニア
システムエンジニアとは、顧客からの要望をヒアリングし、それにあった仕様の決定からシステムの設計開発などの上流工程を担当します。
企業によってシステムエンジニアの仕事内容は変わることはありますが、一般的には上流工程の「要求分析」「要件定義」「設計」「テスト」を担うことが多いです。
②ネットワークエンジニア
ネットワークエンジニアは、システムの運用に必要なネットワークの設計や構築、運用を行います。
システムエンジニアと似ていますが、システムエンジニアはそれぞれのコンピュータ内で動くシステムを作るのに対し、ネットワークエンジニアはコンピュータ同士を繋げるネットワークを構築するのが仕事です。
③プログラマー
プログラマーは、様々なプログラミング言語を用いてソフトウェアやシステム、アプリをつくる仕事になります。
同じプログラマーであっても、開発するシステムによって、アプリケーションプログラマー、組み込み系プログラマーなど、専門とする領域がそれぞれ異なります。
④サーバエンジニア
サーバーエンジニアは、普段皆さんが利用しているデータの保存や情報処理などのシステムの運用を行っているサーバーの構築や、保守作業を行ないます。
サーバーエンジニアでは、サーバーの構築だけでなく設置や配線作業なども仕事の一つです。
また、システムの見直しを定期的に行ったり、サーバに障害が発生した際には原因を特定して復旧作業を行います。
⑤Webエンジニア
Webエンジニアは、WebサイトやECサイトなどのWeb上で動作するシステムの構築、Webサイトの作成、保守などをおこないます。
Webエンジニアは、大きくフロントエンドエンジニアとバックエンドエンジニアに分けられます。
普段皆さんが利用している通販サイトを例に挙げると、
フロントエンドエンジニアは、検索ページや商品ページなどユーザーの目に見える部分の動きや色やデザインを担当します。
一方、バックエンドエンジニアは、ユーザごとに購入した際のデータの処理やその結果の出力など、見えない部分のシステムの開発を担当します。
⑥データベースエンジニア
データベースエンジニアは、企業や個人の保有するデータを保存するデータベースの開発や設計、運用を担当する仕事です
⑦セキュリティエンジニア
セキュリティエンジニアは企業や団体のネットワークをサイバー攻撃や、システムの不正利用などを未然に防ぐためのシステムの開発を行います。
⑧セールスエンジニア
セールスエンジニアは、エンジニアとしての知識を活かして、クライアントに対して自社製品やサービスの導入を専門的な立場から提案する職種です。営業も担当する点がほかのITエンジニアと異なります。
ITエンジニアの年収は?
求人ボックスによると、ITエンジニアの仕事の平均年収は約512万円になります。
日本人全体の平均年収が436万といわれていることから、全体の平均より高く貰えることが分かります。
それぞれの職種ごとは次のようになります。
種類 | 平均年収 |
システムエンジニア | 約550万 |
ネットワークエンジニア | 約500万 |
プログラマー | 約450万 |
サーバエンジニア | 約450万 |
Webエンジニア | 約450万 |
データベースエンジニア | 約500万 |
セキュリティエンジニア | 約550万 |
セールスエンジニア | 約500万 |
未経験からエンジニアになるには?
未経験からエンジニアになるには、基本的なITスキルを身につけることです。
おすすめは、プログラミングスクールに通うことです。
もちろん、独学でもできますが、何をどこまで勉強すれば基本的なスキルを身につけたといえるかの線引きが難しく挫折もしやすいです。
一方で、プログラミングスクールでは、企業が必要としているスキルを把握しており体系的に学習できるカリキュラムが組まれています。
また、転職保証・支援をしているプログラミングスクールもあり、確実に転職したい場合はプログラミングスクールで学ぶことが近道になります。