簿記2級は就職できないって本当?【勉強する価値しかない】

簿記2級を勉強しようと思うんだけど、就職にいらないって聞いたことがあるから迷ってる。
簿記で就職できるのって経理職だけだよね?
今回はそんなあなたに向けて書いていきます。
就職活動に向けて資格を取得する人は多いです。
中でも、簿記2級に挑戦しようと考える傾向にあります。
しかし、世間では簿記2級では就職できない・いらないと言われることもあり不安に思う人もいると思います。
そこで今回は
・簿記2級で就職できないって本当?
・簿記2級では就職できないと言われる理由
・簿記2級は就職で役に立つ理由
・筆者が簿記2級で就活無双できた話
についてご紹介していきます。
実際に学生時代に簿記2級を取得し就活も経験していますので参考になるかと思います。
目次
簿記2級で就職できないって本当?

簿記2級では就職できないと言われることがありますが、実際には非常に就職に有利になる資格です。
というのも、お金周りの知識というのはどの企業どの職種で働くにしても必須の知識であるから。
企業は利益を出すことが1番の使命ですので、就職時点でお金関連の知識があるの人材のほうが魅力的に思います。
実際に、後述しますが私自身簿記2級を武器に就活で無双できています。
そのため、簿記2級は就職できない資格ではなく、むしろ就活で役に立つ資格になります。
>>>>簿記2級は就職に有利になる?有利でしかない4つの理由【就活無双の筆者が語る】
簿記2級では就職できないと言われる3つの理由

では、なぜ簿記2級では就職できないと言われるのでしょうか。
そのように言われる理由が主に以下の3つがあります。
・取得している人が多いから
・そこまで難しい資格ではないから
・経理職志望以外意味ないから
取得している人が多いから
まず1つ目の理由が「簿記2級を取得している人が多い」ことです。
簿記はメジャーな資格であるため、取得している人が多く年間1万人以上が合格しています。
そのため、単に取得しただけでは他の就活生と差別化できないと言われています。
そこまで難しい資格ではないから
2つ目の理由が「そこまで難しい資格ではない」ことです。
簿記2級は、要領の良い人だと3か月程度、遅い人でも半年程度で取得できる資格です。
そのため、難易度はそこまで高くなく単に合格しただけでは評価されないという声があります。
経理職志望以外意味ないから
3つ目の理由が「経理職志望以外意味ない」ことです。
そもそも簿記とは、仕分けや伝票、労務計算、原価計算など経理実務に関わる人に求められる資格です。
そのため、経理職以外の職種を志望する場合には直接的には関係ないと考えられ評価されないと言われることがあります。
簿記2級は就職で役に立つ理由【取得して損はない】

これまで簿記2級では就職できないと言われている理由をご紹介しましたが、むしろ簿記2級は役に立ちますし取得して損はないです。。
その理由は以下の4つです。
・あらゆる実務に活きる資格だから
・意欲などをアピールできるから
・わかりやすい資格だから
それぞれ説明しますね。
あらゆる実務に活きる資格だから
1つ目の理由が「あらゆる実務に活きる資格」なことです。
簿記は経理・財務職に必須の知識がつまった資格なので、経理職志望の人にとっては就活において非常に有利になります。
しかし、実は経理職以外においても活かすことのできる資格です。
例えば、営業職やコンサル、金融といった法人を顧客にする場合、財務諸表から経営状況が分かるようになるため、顧客に合わせた最適な提案ができるようになります。
事実、経理職以外でも入社後に簿記を取得させる企業は多いです。
つまり、どの職種に就職するにしても簿記は必須の資格ということになります。
このことからも簿記2級は就活において有利に働くことは間違いありません。
意欲などをアピールできるから
2つ目は「意欲をアピールできる」からです。
簿記は資格そのものも役に立ちますが、資格習得の過程のエピソードからもアピールすることもできます。
例えば以下の通りですね。
・就職に対する意識の高さ
・勉強熱心で前向きなこと
・計画性
「なぜ資格を取ろうと思ったのか」「合格するために工夫したこと」「学んで得た知識を使って何を得たいか」といったエピソードがあることで、意欲や人柄の裏付けができるので面接官も納得しやすくなるのです。
そのため、簿記2級は資格そのもの以外にも就職に有利に働くのです。
わかりやすい資格だから
3つ目は「わかりやすい資格だから」です。
先ほども言いましたが、簿記2級はメジャーな資格です。
そのため、面接官にとっても就活生の能力を計る指標としてわかりやすい資格の1つになります。
簿記2級はしっかり勉強しないと合格できない資格であるため、
「簿記2級を取得している=優秀な学生だな」といったように面接官からの印象も上げることができるのです。
関連記事:簿記2級は難しい?独学は難しいけどできなくはない【勉強法も紹介します】
【実体験】簿記2級を取得したら就活無双した話

私自身、簿記2級を取得していたことで就活無双をしています。
当時私は、特にやりたいことがなく業界業種関係なく多くの企業に応募してました。
その時の戦績が以下の通りです。
応募数 | 70社 |
書類通過数 | 65社(半分以上辞退) |
内定数 | 10社 |
特筆すべき点は、書類選考はほとんど落ちていないということです。
このおかげで広くいろんな会社を余裕をもって受けることができました
面接を受けた企業も3社に1社は内定までもらえています。
中には、2次面接からいきなりスタートという会社もありました。
もちろん面接でアピールしたのは、簿記2級をはじめとした資格関連の話が中心です。

実際に面接を通過した会社に理由を聞いてみたことがあります。
その時は「資格自体も評価したが、それ以上にそのための熱意や計画性といった面が評価できた」といわれています。
(まとめ)簿記2級で就職できます。
今回は、簿記2級では就職できないのかについてご紹介しました。
結論は、むしろ簿記2級あれば容易に就職できます。
その理由をおさらいしますと以下の通りです。
・あらゆる実務に活きる資格だから
・意欲などをアピールできるから
・わかりやすい資格だから
就職を有利に進めたいのであれば、簿記2級を取得するのはおすすめです。
他の資格についても知りたい方は以下の記事も合わせてご覧ください。